【Jリーグ】 オフの移籍市場での動向が気になる選手・30名 (左SB/WB編) (前編) (2020年-2021年)日 171センチ/68キロ → タイ代表のDFティーラトンがいるので控えに甘んじているが13試合で4アシストを記録するなどチャンスを与えられたときは高確率でゴールに絡んでいる。大きなケガを乗り越えて完全復活を果たした。運動量が豊富でスプリント能力の高さにも定評があるので移籍を決断する場合は多くのJ1のクラブが興味を示すと考えられる。「J1でも半分くらいのクラブで定位置を獲得できそうな実力を持った選手」と言える。 2人目 : DF 亀川諒史 (V・ファーレン長崎) 1993年5月28日 177センチ/72キロ → 長崎は37節を終えた時点で3位。「2度目のJ1昇格」のチャンスを迎えているがJ1昇格に失敗するようだと「有力選手数名の流出」は避けられないだろう。2016年のリオ五輪を経験したDF亀川も「J1昇格に失敗した場合は移籍を選択する可能性が高い。」と考えられる。恩師である手倉森監督の誘いもあってJ2降格の直後のオフに長崎に加入したが「J1でも大きな存在感を発揮することが出来る左SB」である。 3人目 : DF 下川陽太 (ツエーゲン金沢) 1995年9月7日 178センチ/70キロ → 27試合で1ゴール7アシスト。「2列目の選手の怪我での離脱」が相次いだ時期はサイドハーフでも起用されたがたくさんのチャンスに絡んでいる。松本山雅からの期限付き移籍になるが「自身の評価を高める1年になった。」と言える。左サイドでプレーするのを好むが右サイドでもプレー可能。「左右両サイドをこなす点」ならびに「サイドハーフでもプレーできるほど高い攻撃力を持っている点」が大きな武器となる。 4人目 : DF 内田裕斗 (サガン鳥栖) 1995年4月29日 171センチ/62キロ → G大阪では出場機会に恵まれなかったが徳島で活躍して昨オフに鳥栖に加入した。個人昇格を果たしたが鳥栖でも主力として活躍した。J1でのプレー経験は一度もなかったが「J1でも十分にやれること」を証明した。徳島時代の2019年は「3バックの左」でプレーする機会も多かった。所属の鳥栖が財政難で苦しんでいることを考えると「今オフにDF内田裕の獲得に動くクラブが出てくる可能性は高い。」と言える。 5人目 : DF 杉岡大暉 (鹿島アントラーズ) 1998年9月8日生まれ 182センチ/75キロ → 昨オフに湘南から鹿島に移籍した。同じポジションのDF永戸とDF杉岡を鹿島がダブル獲得したのは驚きだったがザーゴ監督の信頼を勝ち取ったのはDF永戸だった。DF杉岡は出場機会に恵まれずに不遇の時期を過ごしている。2021年の東京五輪のことを考えると「2年連続で所属クラブで出場機会に恵まれない。」というのは避けたいところ。「J1のクラブへの期限付き移籍」は十分に考えられる状況と言える。 6人目 : DF 太田宏介 (名古屋グランパス) 1987年7月23日 179センチ/78キロ → FC東京時代の2014年と2015年にJリーグのベストイレブンに輝いている百戦錬磨のベテランも名古屋では出場機会に恵まれず。名古屋での1年半は思うような活躍はできていない。推定年俸は4,900万円。名古屋のSBの層は非常に厚いことを考えると「今オフ、チームを離れる可能性は高い。」と言える。33歳になったので大ベテランの域に入っているが高精度の左足は健在。獲得出来たら大きな戦力になる。 7人目 : DF 小池裕太 (セレッソ大阪) 1996年11月6日 170センチ/64キロ   → 流通経済大出身。大卒でシントトロイデンに加入。2019年の後半戦は鹿島で14試合に出場したがC大阪ではほとんど出場機会を得られなかった。「DF丸橋とDF片山瑛に次ぐ3番手の左SB」という立場に甘んじており、出場機会を求めての移籍が考えられる状況になっている。高い攻撃力を持っており、24歳という若さも魅力となる。完全移籍での獲得に乗り出すクラブが出てきても不思議はないと考えられる。 8人目 : MF 魚里直哉 (ガイナーレ鳥取) 1995年8月3日 167センチ/59キロ → 鳥取は2013年以来のJ2復帰を目指しているが2位はさすがに厳しくなってきた。将来性の高い選手がたくさんいるのでタフなオフになる可能性が高まっているが「J3で屈指の左SB/WB」と言えるMF魚里に対してJ2の多くのクラブが関心を寄せるのは確実である。スピードがあって運動量が豊富で1対1の守備も粘り強い。左右両サイドをこなすユーティリティー性も武器となる。使い勝手のいい選手である。 9人目 : DF 初瀬亮 (